日本におけるPETフィルム製膜の創成期から製膜設備の立ち上げに携わり、
その過程で生じる問題に対して
設備改善・改造を行ってきた当社だからこそできる、
生産機におけるシワや蛇行などの不良改善、生産性・歩留まり向上策のご提案をいたします。
実機はそのままにロール交換のみで、このような問題を改善しつつ、“生産速度を守って張力半減”や、“張力を守って搬送速度は2倍”といったことも、条件によっては提案可能です。
従来ウェブ製造現場で行われてきた[蛇行・スクラッチ・シワ・折れ傷]などの諸問題・不良対策や、生産性向上手法は、確立された技術根拠のない「経験的手法」がほとんどです。それに対し、当社は物理理論・装置レイアウトに基づき、問題の発生原因を特定して対策を講じるため、装置全体のバランスが取れた問題解決ソリューションにより生産性・品質向上が短期間の試作調整で可能となります。
巻き出し、加工プロセス、
巻き取り加工での改善必要箇所と問題点の整理
該当設備で生産されるウェブの物性値、厚み、
幅から運転許容張力を算定
運転許容張力とロール径、抱き角。
ロール間隔から応力シワの発生限界を想定
生産性を低下させる原因となっている外力の発生個所を特定しロール配置と合わせ外力への対処法を検討
必要箇所にマイクログルーブロールを設置し
試作トライで最終設置位置の最適化